第179話では、黒死牟の回想を終え、戦いが終わったシーンから始まります。
黒死牟は死に、体がじょじょに崩壊。
それを見た悲鳴嶼が実弥に、黒死牟が死んでいることを告げますが、実弥は構わず攻撃を続けます。悲鳴嶼は実弥を止めますが、驚くことに実弥は意識を失ったまま攻撃をしていることが分かります。
意識を失った実弥を寝かせ、死に際の無一郎と玄弥の下に行き、彼らの言葉を聞きます。
また、意識を取り戻した実弥は弟の玄弥の死に際を見てしまいます。
駆けつける実弥ですが、すでに玄弥の体は崩壊し始めていて、弟が死んでしまうという現実が受け止められません。
そんな兄に、玄弥は最期の言葉を語りかけていきます。
鬼滅の刃の第179話の考察やいかに?!最新のネタバレ情報もあわせてご紹介します。
鬼滅の刃(きめつのやいば)179話の考察
前話では、人間時代の黒死牟である継国巌勝と、兄の始まりの剣士である継国縁一との回想、そして黒死牟の死が主な内容でした。
そして今回、鬼滅の刃の第179話ではどのような展開になるのかを考察をしてみました。
無一郎と玄弥は死んでしまうのか?
黒死牟の回想に入ったことではっきりとした描写はありませんでしたが、ここが読者の一番気になっているところだと思います。
悲鳴嶼が、無一郎と玄弥の命を無駄にするな、と言ったセリフからして二人が生きている可能性は限りなく低いと考えられます。
無一郎は黒死牟によって上半身と下半身が切り離されてしまったかのような描写がありました。無一郎は人間なので、恐らくこの戦いで死んでしまうのでしょう。
一方の玄弥は、体を縦に真っ二つに切られたかのような描写がありました。
しかし玄弥は黒死牟の刀を口にしたことで鬼としての力を覚醒させた状態にあるので、この怪我ももしかすると治すことができるかもしれません。
もし仮に玄弥が死んでしまうとしたら、目の前で弟が死んでしまう実弥の苦しみは計り知れません。実弥は死に際の弟になんと言葉を送るのか、気になるところです。
いずれにしても、179話で二人の生死についての詳しい描写、そして走馬灯も描写があると考えられます。
風柱・不死川実弥は今後の戦いに参加できるのか
玄弥と無一郎の安否が気になるところですが、不死川実弥もこの戦いで深く傷を負っています。
柱の中で最強と言われている悲鳴嶼は、今後の無惨戦で見せどころがあるでしょうし戦い続けられるとは思いますが、もしかすると実弥やこの戦いでリタイア、もしくは無惨と会ってすぐに殺されてしまうのかもしれません。
ついに無惨が登場するのか?
鬼滅隊が見事に上弦の鬼達を葬ったことで、遂に最終局面である無惨戦へと物語は突入していきそうです。
しかしながら、無惨は現在、珠世の薬の影響で戦える状態にはないことが予想されます。
珠世の薬で倒されることは無いでしょうから、何らかの方法で薬を無効化し、登場してきそうです。
珠世は無事?
無惨に薬を投与した珠世は、無惨と共にいる状況にあると考えられます。
しかしながらあの無惨が珠世に何もしないで、珠世が無傷で登場というのは考えにくいです。
無惨が登場するとき、珠世は誰かに助けられるのか。それとも無惨の手によって殺されてしまうのか。
珠世が死ぬとすれば、死に際に愈史郎は出会えるのか。気になるところです。
ここから先は、鬼滅の刃179話のネタバレになります。
鬼滅の刃(きめつのやいば)179話ネタバレ確定速報
それでは、鬼滅の刃の179話ネタバレ確定速報をお伝えします。
不死川の無事を確認する玄弥
黒死牟が再生していないことを確認した悲鳴嶼は、不死川に一旦攻撃をやめるように言います。
悲鳴嶼が体を張って止めるまで攻撃を続けていた不死川は、意識を失いながらも戦っていました。
体を縦に割られ半身になったまま倒れている玄弥は、兄である不死川の無事を悲鳴嶼に尋ねます。
不死川の無事を聞いた玄弥はさらに時透の無事を尋ね、自分より時透の手当てをするよう頼みます。
悲鳴嶼が玄弥の隣に不死川を並べて寝かせてやると、玄弥は兄が生きていることを確認し、安心するのでした。
幻を見る時透
悲鳴嶼はもはや息絶えようとしている時透に礼を言い、時透の目を閉じます。
時透は死の淵で兄と再会していました。
子供の頃の姿の兄は、同じく子供の姿に戻った時透に涙ながらに戻れと叫びます。
それを聞いた時透もまた涙して、頑張ったのに褒めてくれないことを兄に訴えます。
兄はまだ十四の時透に、こんなところで死んでは無駄死にであり、何のために生まれたのかわからないと泣きながら語ります。
しかし時透も兄が死んだのは十一の時であり、兄のほうがずっと可哀想だと返します。
そして自分が何のために生まれたのかはわかっている。それは幸せになるためだと兄に告げます。自分は幸せだったと。
家族と暮らし、仲間と出会い、幸せだと思う瞬間はたくさんあった。何からも逃げず、目をそらさず、仲間のために命を懸けて後悔はなかったと言います。
だから兄には無駄死にと言われないとまた泣きます。
それを見た兄は謝りながら、それでも時透に死なないでほしかったと泣き、二人は抱き合うのでした。
消えていく玄弥
目を覚ました不死川は、半身の玄弥に気がつき、激しく動揺して叫びます。
兄ちゃんがどうにかしてやると励ます不死川に、玄弥は涙を流しながら、迷惑をかけたと謝ります。
不死川は迷惑などかけられてない、死ぬなと激しく叫びます。
しかしその叫びもむなしく、玄弥の体は鬼のように塵となって消えていきます。
消えながら玄弥は、自分も兄と同じように兄を守りたかったのだと、兄弟だから同じ気持ちだったと言うのです。
そして最後に不死川へ幸せに、死なないでほしい、兄はこの世で一番優しい人だからと、神様に願い叫ぶ不死川に抱かれながら消えていくのでした。
泣き叫ぶ不死川に悲鳴嶼は顔を上げるよう促し、無惨を倒すまで終わらないと再び怒りをあらわにします。
鬼滅の刃第179話「兄を想い弟を想い」の感想・口コミ
風柱と岩柱、(少なくとも自分としては)そこまで好感度が高いわけでも思い入れがあるわけでもなく、ここで煉獄さんのように若者を守り抜いてキャラを上げていくとばかり思っていたのに、まさか託される側だったなんて。
— ざのり (@za_no_ri) October 20, 2019
熟練の二人は生き残り、未熟な二人は命を落とした。こういうところにこの作品のリアリズムを感じます。
今週の扉絵、あの扉絵たった一枚で「地獄行き」の因果応報をこれ以上なく示したワニは本当にすごいと思います 扉絵だから本篇でも誰にも言及されることはないという芸術点の高さ 物語の本筋とは関係ないところで何も成せず何も残せず誰が迎えに来ることもなく継国巌勝は地獄へ堕ちた
— はやのり (@hayanorihayaki) October 20, 2019
厳勝にも同情すべき部分はあるので、上弦の参みたいに生前心を交わした誰かが迎えに来るかなあと予測していたのですが……妻子は捨てちゃったみたいですし、そういう人物はいないんですよね。縁壱が来たところで、厳勝は嬉しくも何ともないでしょうし。
14歳と短命だったけど、幸せだった瞬間がいくつもあるから無駄死にじゃない。幸せになるために生まれてきたと断言する時透くんは、400年以上生きたのに、それを生き恥だと、何のために生まれてきたか分からず死んだ黒死牟さんと対比されてるんだろうか?
— ダナ (@kime_dana) October 20, 2019
考えてみると、この戦いで命を落とした三人は全員、兄弟の片割れなんですよね。人を助けるために命を賭けた無一郎と玄弥は満足して逝けた。自分のことしか考えていなかった厳勝は、トビラを見る限り、地獄でもがき続けているように見える。対照的な最後ですね。
実弥がひたすら可哀想なんだけど えー何?まさか玄弥その死に方するとは思わんやんそこまでやる??そこまでやります???!!母ちゃんと死に方一緒やん
— チャールズ・オブ・オホチュニティ (@bis_1947) October 20, 2019
ここまで来ると、風柱は最後まで生き延びるのではないかと思えてしまいます。
上弦上位三名は倒しました。次週は上弦の四、鳴女と恋柱・蛇柱戦に移るのでしょうか?
鬼滅の刃(きめつのやいば)第179話の考察&ネタバレのまとめ
第179話「兄を想い弟を想い」でついに対黒死牟戦は終わりとなりました。
結果は鬼滅隊の勝利でしたが、しかしながら、時透無一郎と不死川玄弥という主人公と仲のいい主要メンバーが死んでしまうというショッキングな展開もありました。
また、無惨は姿を現さないまま終わりましたが、次話では姿を現すと思われます。
ここから柱達が集結して、どのように無惨を相手に戦うのか?
そして今までの戦いで鬼滅隊を圧倒してきた強さの持ち主である上弦の鬼を、はるかに上回る強さを持っていることが予想される無惨の力はどのくらいのものなのか?
第180話以降も展開が見逃せません。
以上、「【鬼滅の刃(きめつのやいば)考察|ネタバレ179話】をお送りしました。
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